薬物相互作用・個別化医療フォーカスグループ(FG)では、この度、第34回日本医療薬学会年会において共催シンポジウムを開催いたします。以下をご覧頂き、薬剤学会会員の先生方もご参加を検討して頂けますと幸いです。宜しくお願い致します。
このページの目次
シンポジウムの概要
タイトル
嗜好品、サプリメント、ビタミン類と医薬品の相互作用 ~基礎から臨床へ~
趣旨
近年では、複数の医薬品を併用することによって有害事象が生じる可能性については医薬品の開発においても、現場での薬物治療においても十分に配慮がなされている。一方で、医薬品以外の飲食物、嗜好品などと医薬品との相互作用については、身近に存在するリスクであるものの、事例は少なく、相互作用の影響やその機序も明らかになっていないケースが多い。特に医療従事者の目が届きにくい在宅や施設ではリスクのある組み合わせが見過ごされている可能性が高い。本シンポジウムでは、食品、茶などの嗜好品、ビタミン類などのサプリメントなどと医薬品との相互作用についてアカデミア、臨床、食品メーカーからご講演頂き、この分野での発展的な研究について知るとともに、日々の臨床現場での疑問に応えられる情報を共有できれば幸いである。本シンポジウムは、日本薬剤学会の薬物相互作用・個別化医療フォーカスグループとの共催である。
日程
11月4日(月・祝) 13:35~15:35(シンポジウム 49)
座長
工藤 敏之(武蔵野大学薬学部 薬物動態学研究室)
嶋田 努(金沢大学医薬保健研究域薬学系 臨床薬学研究室)
演者
① 生田 智樹 先生((株)山田養蜂場本社 R&D本部)
サプリメントと医薬品の飲み合わせデータベースの構築と顧客対応サービス
② 五十嵐 信智 先生(星薬科大学 生体分子薬理学研究室)
メントールと医薬品との相互作用の解析 ~臨床で報告された相互作用事例を基礎研究から紐解く~
③ 秋好 健志 先生(慶應義塾大学薬学部 臨床薬学講座)
柑橘果汁と医薬品の相互作用 ~その多様なメカニズムと個人差~
④ 山梨 義英 先生(東京大学医学部附属病院薬剤部)
脂質・脂溶性ビタミンと薬物の相互作用
第34回日本医療薬学会年会
日程
2024年11月2日(土)~4日(月・祝)
会場
幕張メッセ 国際会議場・展示場 / TKP東京ベイ幕張ホール(後日オンデマンド配信)
詳細は、第34回学術集会ホームページ(https://convention.jtbcom.co.jp/34jsphcs/index.html)をご覧ください。
以上