薬物相互作用・個別化医療フォーカスグループ(FG)では、この度、第33回日本医療薬学会年会において共催シンポジウムを開催いたします。以下をご覧頂き、薬剤学会会員の先生方もご参加を検討して頂けますと幸いです。宜しくお願い致します。
このページの目次
シンポジウムの概要
タイトル
薬物動態の“モデリング&シミュレーション”の活用 -現状と未来-
趣旨
薬物動態のモデリング&シミュレーション(M&S)は医薬品開発において必須であり、そのM&Sの結果が添付文書にも記載されるなど開発のスピードアップ、コスト削減に貢献している。さらに、M&Sは臨床における投与設計などにも活用されており、M&Sがどのようなシーンでどのような論拠をもって利用されているかを理解することは、今後の薬剤師には必要になると考えられる。本シンポジウムでは、どのような考えのもとM&Sの結果を添付文書へ記載しているかなど医薬品開発段階でM&Sがどのように活用されているかに加え、臨床でのM&Sの活用、M&Sに基づく臨床への提言について様々な立場からご講演頂き、M&Sの現状(メリット、デメリット、可能性等)を共有したい。
日程
11月3日(金)13:35~15:35(シンポジウム24)
座長
佐藤 正延(日本ベーリンガーインゲルハイム薬物動態安全性研究部)
工藤 敏之(武蔵野大学薬学部)
演者
- ①白坂 善之 先生(金沢大学医薬保健研究域薬学系)
薬物吸収動態シミュレーションがもたらす経口徐放性製剤の適正使用:投与製剤で変わるCYP3A/P-gpの影響 - ②齊藤 順平 先生(国立成育医療研究センター薬剤部)
小児臨床現場におけるM&Sの活用と展望 - ③吉次 広如 先生(MSD株式会社 クリニカルリサーチ領域 臨床薬理開発)
M&Sに基づく添付文書への情報提供―その用法用量、こうして設定しています- - ④辻 泰弘 先生(日本大学薬学部 臨床薬物動態学研究室)
モデリング&シミュレーションに人工知能(AI)技術を応用する新しい挑戦
第33回日本医療薬学会年会
日程
2023年11月3日(金・祝)~5日(日)
会場
仙台国際センター / 東北大学百周年記念会館 川内萩ホール
詳細は、第33回学術集会ホームページ(https://site2.convention.co.jp/33jsphcs/index.html)をご覧ください。