主催 | 日本薬剤学会前臨床開発 FG |
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本FGは、これまでの3年間、国内主要製薬企業が集結し、主に前臨床開発や医薬品開発についてビジネスおよびサイエンスの両面から活発な議論が行われ、大きな成果を上げてきました。今年度におきまして、2021年の2月26日(金曜日、午後)に、オンラインで【 医薬品開発・製剤開発におけるSDGs 】というテーマで講演会を開催することを企画致しました。
本講演会を通じて、世界中の人たちが健康を享受するために、 持続可能な医療と医薬品の未来を描いた取り組みについて考える機会としたいと思います。多様なテーマに関してサイエンスとビジネスの両面から、またビジネスエコシステムの観点から、多角的な観点で議論を行い、 近未来の医薬品や医療への貢献につなげることを目的とした講演会にしたいと思っております。
このページの目次
プログラム
12:55-13:00 | オンラインセミナーの注意事項 | |
13:00-13:05 | ご挨拶 前臨床開発FGメンバー | 小野薬品工業 小野 静香 |
13:05-13:35 | 持続可能なライフサイエンスのエコシステム構築をめざして~湘南アイパークの試み | 湘南ヘルスイノベーションパーク 藤本 利夫 |
創薬のモダリティが多角化したことにより、一社ですべての技術を持つのではなく、他社と共同で価値を生み出していくオープンイノベーションが進んでいる。2018年4月に開所した湘南アイパークには現在70社以上の入居、30社以上のメンバーが集うエコシステムが形成されている。本講演ではライフサイエンスにおけるエコシステムを成功させるための要因や日本の現状とギャップを理解し、アイパークの試みを通じて得られた知見をもとに、日本における持続可能な産業活性化の道筋を考えたい。 | ||
13:35-14:05 | 細胞医薬品開発における持続可能な取り組み | ヘリオス 笹川 達也 |
近年の医薬品開発では、低分子医薬品で克服困難な疾病に対し、様々なモダリティが検討されている。モダリティの1つである細胞医薬品では、iPSC再生医薬品など飛躍的な成長が期待されており、日本の存在感は大きい。一方で、細胞医薬品の開発には国毎の独自の規制があり、これらの規制を理解し順守する事が重要である。更には今後重要性が増すであろうコスト面での取り組みなどの将来像を見据える事で、はじめて持続可能な開発が可能となる。細胞医薬品における種々の課題と持続可能にする取り組みについて考察する。 | ||
14:05-14:35 | 薬物含有ミセル化ナノ粒子を用いたDDS | ナノキャリア 松山 哲人 |
最先端テクノロジーで新たな価値を創造するとともに、抗がん剤の開発を通じて、人々の健康と幸福に貢献する創薬ベンチャー企業。また、核酸医薬や遺伝子治療製品などの最先端技術の取り込みも開始しており、創薬ベンチャーとしてのSDGsを考える。 | ||
14:35-14:40 | 総括 | 前臨床開発FGメンバー 立命館大学 菅野 清彦 |
14:40-15:00 | 3講演に分かれた討論会(分科会) | |
※3つの部屋に分かれて、各ご講演の先生と討論をする場です。 |
開催概要
参加費:無料
オンライン:ZOOM
ZOOM招待は参加者の方に連絡します。
参加申込方法:
• 参加を希望される方は、以下の参加申込フォームに記載の上、2021年2月10日(水)(※申込締切を延長しました。)までに下記参加登録用の
E-mailにご連絡をお願い致します。登録頂いた方には、確認のメールを送信致します。
参加登録用 E-mail
Gato.Katsuhiko [at] otsuka.jp
[at]を@に置き換えてください。
参加申込フォーム記載事項
①参加者名:
②所属
会社名:
所属部署等:
③連絡先
メールアドレス:
電話番号:
④分科会希望
ご自身がどの分科会に参加したいかについて、第一希望から第三希望まで記載願います。
必ずしも、優先順位の高いご希望に添えない場合がございますのでご了承ください。
記載例)希望順 1、3、2
1.持続可能なライフサイエンスのエコシステム構築をめざして~湘南アイパークの試み
2.薬物含有ミセル化ナノ粒子を用いたDDS
3.細胞医薬品開発における持続可能な取り組み
参加者の誓約事項
本シンポジウムの一部または全体を録音、録画、撮影、画面のキャプチャ(スクリーンショット)などしないことを誓約のうえ、ご参加願います。本シンポジウムに参加申し込みした時点で、シンポジウムの一部または全体を録音、録画、撮影、画面のキャプチャ(スクリーンショット)などをしないことを誓約するものといたします。
問い合わせ先・申込み先
E-mail: Gato.Katsuhiko [at] otsuka.jp 電話:088-665-2126(内線 6066)
事務局:大塚製薬㈱ 製剤研究所 我藤 勝彦
[at]を@に置き換えてください。