2023年度の学会賞等各賞(章)の公募を行いますので、会員の皆様は奮ってご申請ください。区分により申請書類の内容や申請期限が異なりますので、ご留意ください。
このページの目次
表彰事業の区分
- 学会賞
- 功績賞
- 奨励賞
- 優秀論文賞(*1)
- タケル&アヤ・ヒグチ記念栄誉講演賞(*2)
- タケル&アヤ・ヒグチ記念賞
- 旭化成創剤開発技術賞
- 旭化成創剤研究奨励賞
- 永井記念国際女性科学者賞
- 製剤の達人(*3)
- 創剤特別賞
- 国際フェロー
- 「薬と健康の週間」懸賞論文(*4)
(*1)公募へ変更
(*2)当期設定無
(*3)非公募
(*4)2022年度の公募
各区分の申請期限等
- 各区分ごとに設定された期限までに申請書類を本学会事務局までご提出下さい。原則として受領通知は行いませんので、必要に応じ簡易書留等の追跡可能な通信をご利用下さい。また、申請書類は返却致しませんので、予めご了承ください。
- 採否の結果は「受賞(章)通知期限」までに被推薦者本人に通知致します。
他薦の場合、推薦者への通知はございませんので、ご留意ください。 - 創剤特別賞・国際フェロー・「薬と健康の週間」懸賞論文以外の全ての区分の受賞(章)者は、それぞれの選考委員会における候補者選考を経て、理事会の決議によって決定致します。
- 創剤特別賞・国際フェローの受賞(章)者は、理事会において候補者を選考し、同理事会の決議によって決定致します。
- 「薬と健康の週間」懸賞論文の入選者は、薬剤学編集委員会内の選考小委員会において選考し、同小委員会の決議によって決定致します。
区分 | 申請期限 | 受賞(章) 通知期限 |
---|---|---|
学会賞 | 2022/10/17(月) | 2023/2/3(金) |
功績賞 | 2022/11/11(金)に延長しました。 |
2023/2/3(金) |
奨励賞 | 2022/10/17(月) | 2023/2/3(金) |
優秀論文賞 | 2022/11/11(金)に延長しました。 |
2023/2/3(金) |
タケル&アヤ・ヒグチ記念賞 | 2022/10/17(月) | 2023/2/3(金) |
タケル&アヤ・ヒグチ記念栄誉講演賞 | 当期設定無 | 当期設定無 |
旭化成創剤開発技術賞 | 2022/11/11(金)に延長しました。 |
2023/2/3(金) |
旭化成創剤研究奨励賞 | 2022/11/11(金)に延長しました。 |
2023/2/3(金) |
永井記念国際女性科学者賞 | 2022/10/17(月) | 永井財団様承認後 |
製剤の達人 | 非公募 | 非公募 |
創剤特別賞 | 2022/10/17(月) | 2023/2/3(金) |
国際フェロー | 2022/10/17(月) | 2023/2/3(金) |
「薬と健康の週間」懸賞論文 | 2022/10/17(月) | 2023/2/3(金) |
問合せ・申請書類提出先
公益社団法人日本薬剤学会事務局
〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-16学会センタービル4F
Email: secretariat [at] apstj.jp | Phone: 03-6277-4351 | Fax: 03-5844-6290
[at]を@に置き換えてください。
学会賞
薬剤学、製剤学、製剤技術並びに医療薬剤学の発展に関し卓抜した業績を有する会員を顕彰致します。
対象
正会員(5年以上の会員歴を有することが望ましい)/自他薦不問
褒賞
1件以内 表彰楯及び副賞
申請書類
※下記書類を、合計8部(原本1部 + 選考者用コピー7部)ご用意ください。
- 申請書 既定の書式を使用
- 推薦書 1ページ
他薦の場合1通(自薦の場合不要だが添付することが望ましい) - 被推薦者履歴書 1ページ
- 被推薦者業績リスト 形式不問
業績リストの冒頭に以下A-Bの件数の記載があることが望ましい- 被推薦者を筆頭著者とした原著論文件数
- 被推薦者を発明者とした特許出願件数
評価項目
研究面 | 研究の社会的貢献度 | 20点 |
---|---|---|
研究の創造性 | 20点 | |
国際的活躍度 | 10点 | |
教育面 | 薬剤学に関する実績(講演・教科書執筆等も含む) | 20点 |
社会的活動 | 本学会での活動状況 | 20点 |
その他の活動状況(国の委員会、他学会役員、公共的活動など) | 10点 |
功績賞
本学会の発展、薬剤学教育の発展、薬剤学、製剤学、製剤技術並びに医療薬剤学の振興のいずれかに関し、顕著な貢献を行った会員を顕彰致します。
対象
正会員(5年以上の会員歴を有することが望ましい)/自他薦不問
褒賞
1件以内 表彰楯及び副賞
申請書類
※下記書類を、合計8部(原本1部 + 選考者用コピー7部)ご用意ください。
- 申請書 既定の書式を使用
- 推薦書 1ページ
他薦の場合1通(自薦の場合不要だが添付することが望ましい) - 被推薦者履歴書 1ページ
- 被推薦者業績リスト 形式不問
業績リストの冒頭に以下A-Bの件数の記載があることが望ましい- 被推薦者を筆頭著者とした原著論文件数
- 被推薦者を発明者とした特許出願件数
評価項目
- 本学会の発展に関する貢献度
- 薬剤学教育の発展に関する貢献度
- 薬剤学、製剤学、製剤技術、医療薬剤学の振興に関する貢献度
以上3項目をそれぞれ100点満点で評価し、各委員で3項目の平均値を算出する他、3項目のうちの最高点での評価も行う。
奨励賞
薬剤学、製剤学、製剤技術並びに医療薬剤学の基礎及び応用に関し、独創的な研究業績を挙げつつあり、これらの分野の将来を担うことが期待される会員を顕彰致します。
対象
受賞年度の4月1日に満40歳以下の正会員/自他薦不問
褒賞
原則2件(ただし、応募件数等に応じて3件まで授与可能)
表彰楯及び副賞
申請書類
※下記書類を、合計8部(原本1部 + 選考者用コピー7部)ご用意ください。
- 申請書 既定の書式を使用
- 推薦書 1ページ
他薦の場合1通(自薦の場合不要だが添付することが望ましい) - 被推薦者履歴書 1ページ
- 被推薦者研究概要(A4・1ページ、形式自由)
- 被推薦者業績リスト 形式不問
論文の場合被推薦者の代表的な論文5編についてimpact factorを記入する
業績リストの冒頭に以下A-Bの件数の記載があることが望ましい- 被推薦者を筆頭著者とした原著論文件数
- 被推薦者を発明者とした特許出願件数
研究概要(A4・1ページ、形式自由)
評価項目
研究面 | 研究の創造性 | 30点 |
論文の質 | 20点 | |
論文数 | 20点 | |
国際的活躍度(論文を除く) | 10点 | |
本学会での活動状況 | 20点 |
優秀論文賞
本学会の学術雑誌において、特に優れた研究業績を発表した会員を顕彰致します。
対象論文
移行期間の為、2021年度~2022年度上半期を公募対象とします。
「薬剤学」81-1号~82-2号に掲載された論文
公式英文誌 Journal of Drug Delivery Science and Technology」Vol.61~72に掲載された論文
褒賞
1件 賞状及び副賞
申請書類
既定の書式「公益社団法人日本薬剤学会 優秀論文賞 候補者申請書」を使用
応募要領
既定の申請書「公益社団法人日本薬剤学会 優秀論文賞 候補者申請書」に記載のとおり
申請書と応募論文はPDFファイルにしてメールでご提出下さい。
※ 応募論文のPDFファイルは、雑誌に掲載された応募論文のPDF(Article in pressを含む)です。
メール送付先
公益社団法人 日本薬剤学会事務局「優秀論文賞」宛
メール件名を「2023年度優秀論文賞応募」としてお送り下さい。
Email:secretariat [at] apstj.jp
[at]を@に置き換えてください。
タケル&アヤ・ヒグチ記念賞/記念栄誉講演賞
故タケル・ヒグチ教授の薬剤学・製剤学分野における学問上、教育上、医療上並びに医薬品工業上の発展に対する偉大な功績並びに故アヤ夫人の功を記念し、永く後世に伝えるために設置されたタケル&アヤ・ヒグチ記念基金の目的に沿って、記念賞(国内対象)と記念栄誉講演賞(国外対象)が、毎年交互に授与されています。
今回は「タケル&アヤ・ヒグチ記念賞」として国内の研究者を顕彰致します
タケル&アヤ・ヒグチ記念賞の受賞者は、別に定めるところにより、故タケル・ヒグチ教授のゆかりの地であるカンザス大学において講演をするものとします。
対象
他薦のみ
- 記念賞受賞者:国内の研究者を対象とする
- 記念栄誉講演賞受賞者:当面の間、外国人を対象とする
(記念講演はタケル&アヤ・ヒグチ記念基金の目的に沿ったものが望ましい)
褒賞
1件以内
- 記念賞受賞者:賞状及び副賞(副賞にはカンザス大学への航空運賃等の旅費を含む)
- 記念栄誉講演賞受賞者:表彰楯及び副賞(副賞には本学会年会での栄誉講演に係る宿泊費・航空運賃等の旅費を含む)
申請書類
※下記書類を、合計7部(原本1部 + 選考者用コピー6部)ご用意ください。
- 推薦書 形式不問
以下A-Cを全て含むこととする- 被推薦者の氏名・所属・職名・事務連絡先
- 被推薦者の主たる経歴、研究分野及び業績、推薦理由
- 推薦者の氏名・所属・職名・事務連絡先
旭化成創剤開発技術賞
物性研究、設計(デザインスペースを含む)、試験法、工程管理(PATを含む)、包装技術並びに品質保証等の、製剤の実用化に関する領域において、国際的に高く評価され得る医薬品製剤の開発に必要な製剤化の新しい科学と技術の発展に顕著な功績を挙げた会員、または会員で構成されたグループを顕彰致します。
対象
大学・公的機関・民間にて製剤学・創剤研究に従事し、以下のいずれかにあてはまること
1)日本薬剤学会 正会員(個人)
2)代表者を含め原則3名以内の正会員のグループ
(受賞対象者は創剤開発技術に関し貢献度の高い者で代表者を含む原則3名以内とする)
自他薦不問
褒賞
1件以内 賞状及び副賞
申請書類
※下記書類を、合計16部(原本1部 + 選考者用コピー15部)ご用意ください。
- 申請書 既定の書式を使用
- 推薦書 1ページ
他薦の場合1通(自薦の場合不要だが添付することが望ましい)
研究業績または実績について、評価の助けになるような記述が望ましい - 被推薦者全員の履歴書 各1ページ
- 申請内容を代表する原著論文または特許明細書いずれか1報のコピー 1部
- 申請内容に関する業績リスト 形式不問
業績リストの冒頭に以下A-Bの件数の記載があることが望ましい- 被推薦者(グループの場合、代表者)を筆頭著者とした原著論文件数
- 被推薦者(グループの場合、代表者)を発明者とした特許出願件数
旭化成創剤研究奨励賞
製剤の機能化、最適な投与方法とそれに合った剤形開発並びに製剤の処方研究等の、直接的に製剤化に資する領域において、国際的に高く評価され得る医薬品製剤の開発に必要な製剤化の新しい科学と技術の発展に顕著な功績を挙げた、または挙げつつある会員を顕彰致します。
対象
大学・公的機関・民間にて製剤学・創剤研究に従事し、申請日現在で以下A-C全てを満たす正会員 自他薦不問
- 大学においては原則として准教授以下であること
- 公的機関・民間においては原則として課長級以下であること
- 受賞年度の4月1日に満45歳以下であること
褒賞
2件以内 賞状及び副賞
申請書類
※下記書類を、合計16部(原本1部 + 選考者用コピー15部)ご用意ください。
- 申請書 既定の書式を使用
- 推薦書 1ページ
他薦の場合1通(自薦の場合不要だが添付することが望ましい)
研究業績または実績について、評価の助けになるような記述が望ましい - 被推薦者履歴書 1ページ
- 申請内容を代表する原著論文または特許明細書いずれか1報のコピー 1部
- 被推薦者業績リスト 形式不問
業績リストの冒頭に以下A-Bの件数の記載があることが望ましい- 被推薦者を筆頭著者とした原著論文件数
- 被推薦者を発明者とした特許出願件数
永井記念国際女性科学者賞
薬剤学領域において顕著な業績を挙げ、将来も顕著な業績を挙げることが期待される現職の女性科学者を顕彰致します。受賞者は受賞年の年会で講演をするものとします。
今回は国内・国外の研究者を対象と致します。
対象
国内候補者:本学会正会員(5年以上の会員歴を有することが望ましい) 自他薦不問
国外候補者:会員歴を問わない 自他薦不問
件数
1件以内
褒賞
国内受賞者:表彰楯及び副賞
国外受賞者:表彰楯及び副賞(副賞には受賞講演に係る旅費・宿泊費を含む)
申請書類
※下記書類を、合計8部(原本1部 + 選考者用コピー7部)ご用意ください。
- 申請書 1ページ
以下A-Dを全て含むこととする- 被推薦者の氏名・所属・職名
- 推薦者の氏名・所属・職名(自薦の場合不要)
- 申請理由
- 申請に関する事務連絡先、その他必要事項
- 推薦書 1ページ
他薦の場合1通(自薦の場合不要だが添付することが望ましい)
※推薦書末尾に自署してください - 被推薦者履歴書 1ページ
- 被推薦者業績リスト 形式不問
創剤特別賞・国際フェロー
創剤特別賞は、国際的に特に顕著な評価を受けた有形・無形の創剤(科学、技術並びに製品)を創成した会員を、国際フェローは、薬剤学関連諸領域で国際的に特に顕著な業績(国際学術団体の著名な褒賞の被授与並びに会長・副会長等の代表役員経験)を挙げた会員、国際賞の被授与者となる外国人、多くの本学会の会員を留学生として受け入れた外国人のいずれかに該当する研究者を、それぞれ臨時に顕彰致します。
対象
正会員の推薦を受けた正会員(外国人の場合はこの限りでない) 他薦のみ
褒賞
件数制限なし 表彰楯(創剤特別賞)または証書(国際フェロー)
申請書類
※下記書類を、合計8部(原本1部 + 選考者用コピー7部)ご用意ください。
- 推薦書 形式不問
以下A-Bを全て含むこととする- 被推薦者の氏名・所属・職名・事務連絡先
- 推薦者の氏名・所属・職名・事務連絡先
- 推薦理由書 1ページ
- 被推薦者履歴書 1ページ
- 被推薦者業績リスト及び関連資料 形式不問
「薬と健康の週間」懸賞論文
薬学を学んでいる若い学生を対象に広く論文を募集致します。
対象
薬学部学生(大学院生は不可、教養学部等では薬学部進学予定者)
褒賞
賞状を授与
テーマ: 薬剤師過剰時代:薬剤師が生き残るための方法と志向―薬学生の立場から―
趣意説明: 医薬分業による薬剤師不足を補うために、今から約20年前に薬学部の新設を認める規制緩和を皮切りに、全国各地で新規開設が相次ぎ、その結果、2002年度の46校から2021年度には79校まで増え、ここ10年では毎年9,000人前後の薬剤師が誕生しています。しかし、一方で、世界と比較すると、2019年における日本の薬剤師の数は人口1,000人あたり1.9人とOECD加盟国の中で圧倒的に多いことが報告されています。
このような状況の中、近年ささやかれているのが「薬剤師過剰時代」という言葉です。地方では薬剤師不足が深刻である反面、大都市部では薬剤師が充足してきていること、調剤の機械化などにより少人数で調剤を行えるようになることなどがこの言葉の発端として挙げられます。そこで、「薬剤師過剰時代」を迎えるにあたり、薬学生の立場から社会ニーズに対するさらなる薬剤師の貢献方法とその志向について、あらゆる面から具体的な意見やアイディアを論文にまとめてください。
応募要領
前項のテーマを題名に以下書式で作成した論文を、Email添付で本学会事務局に提出
- 冒頭に氏名(ふりがな)・大学名・学部名・学年・Emailアドレス・連絡先住所(自宅か大学を明記)・電話番号を記載
- 冒頭のコンタクト情報を除き1,600文字以内
- Microsoft Word形式のファイル