第6回製剤技術伝承実習講習会: 2013/9/26-27

2013-09-26 00:002013-09-27 23:59 ical Google outlook

「口腔内崩壊錠を製造して評価しよう」 -その2-

会期

2013/9/26(木)-27(金)

会場

フロイント産業(株)技術開発研究所(静岡県浜松市北区新都田1-2-2)

浜松駅北口バスターミナル 13番ポール(系統番号56)
農業経営高校経由都田行に乗車
「前原」バス停下車後 徒歩5分

※宿泊付の講習会となります。(宿泊先は「ホテル・ヴィラくれたけ」を予定しております。)
浜松駅から会場、会場からホテルまでは送迎バスをご利用いただけます。
宿泊費、交通費は参加費に含まれます。下記「参加区分と参加費」をあわせてご確認ください。

浜松市北区新都田1-2-2
Phone: 053-428-4611

主催

公益社団法人日本薬剤学会製剤技術伝承委員会 (吉野廣祐委員長)

協力

PLCM(耕薬)研究会(砂田久一会長)/フロイント産業(株)技術開発研究所(武井成通所長)

ご案内

-「製剤の達人」と一緒に口腔内崩壊錠を作ってみませんか?-

本講習会は、専門家による実技指導を通して奥深い製剤技術のノウハウを伝授することを目的とするもので、実習により主要な技術を実際に体験し、ディスカッションを通じてさらに理解を深めて頂くものです。今回は昨年度実施した『口腔内崩壊錠の製造と評価』を、ご要望に応じて再度取り上げました。

患者にやさしいバリアフリー製剤の剤形として口腔内崩壊錠が注目を集める中、その製剤技術に対する需要もいっそう高まっています。今回も初~中級の製剤研究者を対象として一般的な製造法から、苦味マスキングを含む高度な技術、さらには必須な評価法まで習得して頂けるよう、密度の高い実習内容となっています。

プログラム

基調講演
名城大学薬学部名誉教授 砂田久一先生

実習A 「顆粒圧縮法による口腔内崩壊錠の製造」
講師 中道孝一(元日本新薬)

錠剤の製造法には、混合した原料をそのまま打錠する直接打錠法と、混合した原料を顆粒にしてから打錠する顆粒圧縮法に大別されますが、我が国では流動層造粒法をベースとする顆粒圧縮法がもっとも一般的な製造法とされています。本実習では、この基本プロセスによる口腔内崩壊錠の製造技術について、口腔内崩壊性に優れ、かつ十分な硬度を保持する製剤を得るための処方設計のポイントを学び、実技を通してさまざまなノウハウを体得して頂きます。

実習B 「直接打錠法による口腔内崩壊錠の製造」
講師 谷野忠嗣(塩野義製薬)

欧米で主流の直接打錠法は生産性に優れることから、我が国でも今後ますます普及することが想定されています。本実習では、直打法に伴う様々な問題を解決しながら、いかにして機能の優れた口腔内崩壊錠を製造するかを課題として取り上げ、直打用賦形剤を用いて処方設計と操作条件設定上のさまざまなノウハウを体得して頂く予定です。

実習C 「口腔内崩壊錠の苦味マスキング」
講師 増田義典(耕薬研究所)

口腔内崩壊錠は口中で速やかに崩壊するため、薬物の苦味をいかに軽減するかが極めて重要なポイントとなります。マスキング技術の中で最も汎用性が高く、かつ効果的な手法はコーティングですが、レイヤリング薬物微粒子に対し、凝集を防ぎながら高速で噴霧コーティングを実施するにはかなり高度な技術を要します。近年、製造機器や添加剤などこの分野の発展は目覚ましいものがありますが、実習を通してその最新技術を体得して頂きます。

実習D 「口腔内崩壊錠の評価」
講師 武井成通(フロイント産業)

優れた機能を保証するために、口腔内崩壊錠には従来とは異なった評価基準が必要となります。本実習では、必須の評価項目について実際に操作して学んで頂き、さらに崩壊試験など近年開発された新しい評価方法については測定機器メーカ専門家の直接の指導により、原理から具体的な操作方法まで習得して頂く予定です。

  • 当日、講義及び実習資料の配布を予定しております。
  • 実習A, B, C, Dいずれかの課題を指定しての、1日/1課題単位でのお申し込みはご遠慮下さい。

参加区分と参加費

  1. 定員24名 (定員になり次第、参加申込を締め切らせていただきます。)
  2. 多数の申込となった場合、申込順によらず、1社あたりの参加者数を制限させていただくこともございますのでご了承下さい。
  3. 参加費には、講義並びに情報交換会への参加・資料(初日に配布)、宿泊費、懇親会費、駅から会場までの交通費が含まれます。
  4. ご登録は必ず参加者ご本人名義でお願いします。
  5. 参加登録フォームは、区分【A】と区分【B】【C】で異なりますのでご注意下さい。
  6. 参加登録受付は学会支援機構のオンライン参加登録システム(SSL接続)を使用しています。
  7. 本学会個人会員(区分【A】)の方は、ご登録にあたり「会員番号」「パスワード」が必要です。
参加区分 参加費 参加登録フォーム
【A】本学会会員 65,000円 区分【A】での登録 >>>
【B】本学会賛助会員企業社員 65,000円 区分【B】【C】での登録 >>>
【C】本学会非会員 85,000円

<キャンセルについて>

会期より2週間以内のキャンセルにつきましては、参加費を全額頂戴しますこと、予めご了承ください。

キャンセルが適正な時期に行われれば、キャンセル待ちの方にご参加いただける機会ができますので、このような措置を取らせていただくことになりました。ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

お問合せ先

公益社団法人日本薬剤学会事務局
Phone: 03-5981-6018, Email: apstj [at] asas.or.jp