第11回製剤技術伝承実習講習会: 2016/9/1-2

2016-09-01 00:002016-09-02 23:59 ical Google outlook

製剤設計のための物性評価から剤形選択・処方最適化へのストラテジー

会期

2016/9/1(木)-2(金)

会場

星薬科大学
東京都品川区荏原2-4-41

東急池上線「戸越銀座」駅─徒歩8分

東急目黒線「武蔵小山」駅─徒歩12分(北門まで),徒歩15分(正門まで)

都営地下鉄浅草線「戸越」駅─徒歩10分

主催

公益社団法人日本薬剤学会製剤技術伝承委員会(脇山尚樹委員長)

実習講習会準備委員会(米持悦生委員長)

ご案内

製剤設計のための物性評価方法と剤形選択・処方最適化ストラテジーを学ぼう

本講習会は、専門家による実技指導を通して、奥深い製剤設計のノウハウを伝承することを目的とするもので、実習により主要な技術を体験し、実験結果の解析を通じてさらに理解を深めて頂くものです。

今回は『製剤設計のための物性評価から剤形選択・処方最適化へのストラテジー』というテーマでプログラムを用意致しました。本講習会は、最適な原薬結晶形態の選択のノウハウ、原薬の物性評価の基本から製剤設計への応用までの知識と技能習得を目指した講習会です。原薬物性および製剤研究者を対象とした「問題解決型」の内容です。講義として「医薬品開発における物性研究総論」「物性評価法総論」「化合物の物性から製剤へ」「初期開発ステージでの安定性評価法」などの講義を行います。さらに、処方設計のための最新の評価手法について実習していただきます。

製剤技術伝承委員会委員長  脇山尚樹

実習講習会準備委員会委員長 米持悦生

プログラム

講義

原薬物性および製剤研究者を対象とした講義を行います。

最適な原薬結晶形態の選択のノウハウ、原薬の物性評価の基本から製剤設計への応用までの知識について解説いたします。また、「問題解決型」の演習も企画しています。

  • 「医薬品開発における物性研究総論」講師 池田幸弘(武田薬品工業㈱)
  • 「物性評価法総論」講師 米持悦生(星薬科大学)
  • 「化合物の物性から製剤へ」講師 平倉穣(アステラス製薬㈱ )
  • 「初期開発ステージでの安定性評価法」講師 小野誠、田村幸介(第一三共㈱)

実習課題A 「結晶化の基礎と多形解析への応用」
講師 高田則幸、谷田智嗣(中外製薬(株))

製剤設計において結晶多形・疑似多形に関する情報は必須となります。結晶多形解析の最初のステップは結晶化であり、本実習では汎用の実験装置を用い4種の結晶化法の基本操作を中心に実習を行います。

実習課題B 「製剤設計を見据えた医薬品原薬の基礎物性評価」
講師 山本克彦、辛島正俊(武田薬品工業㈱)

製剤設計には、医薬品原薬の物性特性を正しく把握する必要があります。本実習では医薬品原薬の基礎物性特性である結晶性、結晶多形、水和などについて、正確で精密な測定、測定データの解析とその解釈を手技も交えた実習を行います。

実習課題C 「難溶性化合物の固体分散体化における高分子スクリーング」
講師 我藤勝彦、西村浩司(アステラス製薬㈱)

可溶化技術の1つとして固体分散体が知られている。また、固体分散体に用いられる高分子には様々なものがあり、高分子ごとに性能に違いがあることも知られています。本実習では、効率よく固体分散体を設計するための高分子の選択方法を中心に実習を行います。

なお、実習内容につきましては、多少変更する可能性があります。
また、実習A,B,Cいずれかの課題を指定しての、1日/1課題単位でのお申し込みはご遠慮ください。

参加区分と参加費

  1. 定員24名(定員になり次第、参加申込を締め切らせていただきます。)
  2. 多数の申込となった場合、申込順によらず、1社あたりの参加者数を制限させていただくこともございますのでご了承ください。
  3. 参加費には、講義並びに情報交換会への参加・資料(初日に配布)が含まれます。
  4. ご登録は必ず参加者ご本人名義でお願いします。
  5. 参加登録フォームは、区分【A】と区分【B】【C】で異なりますのでご注意ください。
  6. 参加登録受付は学会支援機構のオンライン参加登録システム(SSL接続)を使用しています。
  7. 本学会個人会員(区分【A】)の方は、ご登録にあたり「会員番号」「パスワード」が必要です。
参加区分 参加費* 参加登録フォーム
【A】本学会会員

50,000円

区分【A】での登録 >>>
【B】本学会賛助会員企業社員 50,000円 区分【B】【C】での登録 >>>
【C】本学会非会員 100,000円

*懇親会費・会期中の昼食代を含む

上記【B】枠でのご参加に限り、止むを得ない場合の同一企業社員の代理人による受講が可能です。

<キャンセルについて>

会期より2週間以内のキャンセルにつきましては、参加費を全額頂戴しますこと、予めご了承ください。

キャンセルが適正な時期に行われれば、キャンセル待ちの方にご参加いただける機会ができますので、このような措置を取らせていただくことになりました。ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
なお、事前に代理出席を申請されている場合には、キャンセル扱いにはなりません。

お問合せ先

公益社団法人日本薬剤学会事務局
Phone: 03-5981-6018, Email: apstj [at] asas.or.jp