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会期
2012年10月26日(金)-28日(日)
会場
帝京大学セミナーハウス
箱根登山鉄道強羅駅より徒歩約5分
神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300
Phone: 0460-86-0410
ご案内
DDS製剤臨床応用FGは,DDS製剤の品質,有効性,安全性の評価,あるいは評価手法に関する調査研究,情報交換など,DDS製剤の開発環境の向上につながる活動を目的として設立されました.また,我が国における優れたDDS製剤研究が臨床応用へ結実するための課題を明らかにするとともに,我が国及び海外における医薬品規制環境に関わる調査、情報交換も行っていきたいと考えております.昨年11月に合宿形式での討論会を企画し,参加いただいた先生方には大変有意義な時間を共有できたとの御感想を頂いております.昨年に引き続き,合宿形式の討論会を企画いたしました.今回は昨年よりも参加枠を50名に広げ,課題の共有化と対応策へのアプローチについて議論を進める機会さらに拡大したいと思います.
討論テーマ
(1) DDS製剤の評価手法(セッションリーダー:大河原賢一)
DDS製剤の設計段階において,製剤に搭載された高次な機能を,如何に簡便な実験系で評価し,ヒト(患者)での結果を予測するかは重要な課題といえます.そこで本セッションでは,現行評価手法の問題点や課題を参加者の皆様と多面的に議論してみたいと思います.尚,本セッションでは、DDS製剤を「吸収改善」を含めた広義の製剤技術と捉え,各種可溶化技術を利用した製剤の機能評価に関する話題も歓迎いたします.自薦他薦を問わず,多くの情報提供者の応募をお待ちしております.
(2) 医療機器との融合製品開発,医師との共同研究(セッションリーダー:川上茂)
本セッションでは,医療機器の開発あるいは医療機器に関連したイメージングや薬物送達研究、医師との共同研究、院内製剤の事例を対象とします.また,長期間体内に留置する医療機器およびその材料や新しい医療機器も対象とします.本FGの特徴は、産官学からの幅が広い参加者があることです.そこでこの特徴を生かして,有効性,安全性の評価,及び臨床応用に向けた課題について,様々な角度からの討論を行いたいと考えています.本領域に関連した産官学からの情報提供を期待しています.
(3) 遺伝子・核酸治療(セッションリーダー:石原比呂之)
遺伝子・核酸医薬の開発が進められている疾患領域は,がん領域を中心に循環器疾患や感染症,眼疾患や遺伝性疾患など多岐に渡っており,今後の展開が期待されている一方で,有効性を向上させるためのデリバリー技術や製造コスト軽減の技術などの課題も指摘されています.本セクションでは,技術的な課題解決に関する科学的視点から討議のみならず,臨床応用へ至るまで,更には臨床研究の展開など,開発プロセスにおける事例紹介や課題解決にむけた提案など,遺伝子・核酸医薬の臨床応用に関わる話題提供を広範囲に募集いたします.
(4) 大学発ベンチャー(招待講演)
統合失調症治療薬の開発を目指すベンチャー企業を設立された東北大学大学院医学研究科 宮田敏男先生,DDS技術(リポソーム化)を応用した製品の市場化を目指して設立されたメビオファーム株式会社社長 藤澤忠司氏をお招きして,創薬を目指すベンチャー企業を取り巻く環境と課題についてご紹介いただきます.ディスカッションを通して創薬・DDS開発ベンチャーについて議論を深めます.
演題募集
各セッションに関する話題提供者を自薦・他薦にて募集いたします.自薦の場合は発表内容をお知らせください.他薦の場合は,予め推薦したい演者の方の参加と発表について了解を得た後に,演者の所属と発表依頼内容をお知らせください.また,上記以外のテーマ(新規添加物の評価,DDSに対する企業の考え方,DDS製剤開発のケーススタディーなど)に関する話題提供も歓迎いたします.
演題の採択および参加の可否につきましては,本FG執行部にて決定後,E-mailにてお知らせいたします.
尚,本討論会に参加される方は,本FGへの参加登録をお願い致します.
参加定員
会場の都合上,50名程度とさせていただきます.(話題提供者を優先します)
参加費
30,000円(宿泊・食費込み)
振込先は参加の可否の連絡時にお知らせいたします.
申込締め切り
9月14日(金)
尚,会場の定員数に達した場合には期日前であっても締め切らせて頂きます.
発表・参加申込・お問合せ
以下の参加申込フォームに記載の上,E-mailにて下記の窓口までお申し込みください.
帝京大学 薬学部 薬物送達学教室
鈴木 亮
Email: r-suzuki [at] pharm.teikyo-u.ac.jp
参加申込フォーム
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A. 氏名:
B. 所属:
C. 連絡先(メールアドレスと電話番号):
D. 話題提供の有無: 1) 有り 2) なし (以下,不要なものを消してください)
E. 話題提供の区分: 1) 評価手法 2) 医療機器 3) 医師との共同研究 4) 遺伝子・核酸治療 5) その他
演題(仮題でも結構です):
発表内容:数行で簡単にご説明ください.
【他薦の場合】
推薦する演者の所属,氏名および連絡先(E-mailアドレスと電話番号):
発表依頼内容:数行で簡単にご説明ください.
その他,ご希望等ございましたらお知らせください.
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FG執行部メンバー
- 原島 秀吉(北海道大学大学院薬学研究院, FGリーダー)
- 浅井 知浩(静岡県立大学薬学部)
- 大河原 賢一(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科)
- 小野 俊介(東京大学大学院薬学系研究科)
- 川上 茂(京都大学大学院薬学研究科)
- 丸山 一雄(帝京大学薬学部)
- 菊池 寛(エーザイ製剤研究部)
- 近藤 啓(アステラス製薬製剤研究所)
- 友平 裕三(大塚製薬応用開発部)
- 中西 勝(久光製薬基礎研究所)
- 加藤 くみ子(国立医薬品食品衛生研究所薬品部)