連続生産システムにおけるプロセス制御とレギュレーション
このページの目次
会期
2019年9月5日(木)〜9月6日(金)
会場
株式会社パウレック イノベーションセンター(兵庫県伊丹市)
http://www.powrex.co.jp/company/access.html
主催
公益社団法人日本薬剤学会製剤技術伝承委員会 製剤技術伝承実習実行委員会
ご案内
- 連続生産とバッチ生産の違いと連続生産の品質評価法を体得しよう -
本講習会は、専門家による実技指導を通して奥深い製剤技術のノウハウを伝承すること目的とするもので、実習により主要な技術を実際に体験し、実験結果の発表を通じてさらに理解を深めて頂くものです。
今回は初めてとなりますが、最近特に注目を集めている最新の製造技術である『連続生産』をテーマに、連続生産の基礎からPAT、レギュレーションを取り上げ、実際に汎用されているモデル薬物を用いていくつかの方法で錠剤を連続生産し、その過程を通じて連続生産の課題やPAT技術を活用した品質管理などを理解する講習会を企画しました。 この実習講習会を通じて、連続生産技術の習得と、品質管理、レギュレーションの理解など内容の濃い実習になっています。皆様、ふるってご参加ください。
製剤技術伝承実習実行委員長 山本浩充
プログラム
9月5日(木)
10:00~11:45
開会の辞 山本委員長(愛知学院大学)
講演1:「固形製剤の連続生産(概説)」
講師 石本隼人(エーザイ株式会社)
連続生産が注目されている理由、承認事例、各機器メーカーのシステム等を説明し連続生産を取り巻く状況を解説します。
講演2:「連続生産に関わるレギュレーションと課題」
講師 松井康博(大日本住友製薬株式会社)
AMED研究班、製薬協、ICHなどで議論されている内容の解説と今後議論すべき課題について概説します。
講演3:「PATを用いた連続生産のプロセス制御」
講師 荒井宏明(第一三共株式会社)
固形製剤の製造管理におけるPATツールの適用例を紹介するとともに、連続生産におけるPAT活用の重要性と留意点を説明します。
講演4:「実習説明」
参加者を全部で2日間にわたる実習の内容につき説明します。
11:45~12:30
昼食・更衣
12:30~14:30
連続生産実機見学(立ち上げ~打錠)
講師 長谷川浩司(株式会社パウレック)
14:45~18:00
各班に分かれて実習
造粒検討、混合、フィルムコーティング、多変量解析
18:30~
意見交換会
9月6日(金)
9:00~12:15
前日に引き続き、各班に分かれて実習
造粒検討、混合、フィルムコーティング、多変量解析
12:15~13:45
更衣、昼食
13:45~15:30
各班に分かれて、課題のディスカッション
15:40~16:40
発表
16:40~16:55
Q&A
16:55~17:00
閉会の辞 岡田弘晃(株式会社岡田DDS研究所)
※ なお、実習内容につきましては、多少変更する場合があります。
集合場所・移動 :初日(9月5日)は、JR宝塚線(福知山線)北伊丹駅に9時15分までに集合。北伊丹駅からはマイクロバスで、会場に移動します。
参加区分と参加費
8月25日(日)で申し込みの締め切りとさせて頂きます。
- 定員24名(定員になり次第、参加申込を締め切らせていただきます。)
*なお本実習は、㈱パウレックの全面的なご支援を得て、同社イノベーションセンターで行う関係で、同業他社の方には参加をご遠慮お願いしています。あからじめご了承ください。
多数の申込となった場合、申込順によらず、1社あたりの参加者数を制限させていただくこともございますのでご了承ください。 - 参加費には、講義並びに意見交換会への参加・テキスト代、宿泊費(9/5)、昼食費、会場とホテルの送迎などが含まれます。
- ご登録は必ず参加者ご本人名義でお願いします。
- 参加登録フォームは、区分【A】と区分【B】【C】で異なりますのでご注意ください。
- 参加登録受付は学会支援機構のオンライン参加登録システム(SSL接続)を使用しています。
- 本学会個人会員(区分【A】)の方は、ご登録にあたり「会員番号」「パスワード」が必要です。
(テキスト代、宿泊費(9/5)、昼食費、北伊丹駅・会場・ホテルの送迎、意見交換会費(3,000円)を含む)
参加区分 | 参加費 | 参加登録フォーム |
---|---|---|
【A】本学会会員 | 75,000円 | 区分【A】での登録 >>> |
【B】本学会賛助会員企業社員 | 75,000円 | 区分【B】【C】での登録 >>> |
【C】本学会非会員 | 100,000円 |
キャンセルについて
会期より1週間以内のキャンセルにつきましては、参加費を全額頂戴しますこと、予めご了承ください。
キャンセルが適正な時期に行われれば、キャンセル待ちの方にご参加いただける機会ができますので、このような措置を取らせていただくことになりました。ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
お問合せ先
製剤技術伝承講習会事務局, 公益社団法人日本薬剤学会
Email: secretariat [at] apstj.jp, Phone: 03-6277-4351
〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-16 学会センタービル4階
[at]を@に置き換えてください。