製剤技術伝承委員会

このページの目次

委員一覧

役職 氏名 所属機関 委員就任日
委員長 米持悦生 星薬科大学 2018/4/1
委員 長谷川 晋 第一三共 2022/4/1
池田幸弘 武田薬品工業 2020/4/1
近藤 啓 静岡県立大学 2022/4/1
髙石勇希 アステラス製薬 2022/4/1
山下計成 沢井製薬 2022/4/1
豊田智淳 シオノギファーマ 2024/4/1
丸尾 享 シミックCMO 2024/4/1
宮本祐司 小野薬品工業 2024/4/1
山田和人 参天製薬 2024/4/1
アドバイザー 砂田久一 名城大学 2022/4/1
中村康彦 中村製剤技術研究所 2022/4/1
岡田弘晃 株式会社岡田DDS研究所 2022/4/1
福田誠人 スペラファーマ 2022/4/1
中田雄一郎 大阪大谷大学 2022/4/1
六車嘉貢 シオノギファーマ 2020/4/1

使命

製剤技術が高度化し、GMP、工程管理、信頼性保証、CTD申請等、業務のスピードアップが要求される中、技術のアウトソーシング、団塊の世代の退職が進み、新製剤技術開発の停滞、固有技術の分散が始まり、各社で製剤技術の伝承が不十分になっているとの認識から、製剤技術の達人による製剤技術伝承委員会を組織し、製薬企業の技術者だけでなく、製剤技術を支える製剤機械メーカー、添加剤メーカー、エンジニアリングメーカーの中堅の技術者を対象に製剤技術講習会を企画することになった。(2006年9月理事会決定)

活動報告

2007年3月に第1回製剤技術伝承講習会を開催して以来、経口製剤あるいは非経口製剤の製剤設計と製造法につき、2019年6~7月に開催した第25回製剤技術講習会まで終了した。いずれも大変好評で、ほとんどの参加者から「大変参考になった」「参考になった」との意見を頂戴している。

聴講率の高い受講生(約7割)に修了証を発行しており、また、第1回講習会から第24回講習会までに講師を務めていただいた先生には、規程に従い「製剤の達人」の称号を総会において授与している。「製剤の達人」は第24回講習会終了時点で122人になった。

また、第1回~第10回までの講習会の記録を書籍にまとめ、一般に販売している。

「経口投与製剤の製剤設計と製造法」と「非経口投与製剤の製剤設計と製造法」の表紙画像

更に、第11回~第20回の講習会の記録を製剤設計・製造技術の新たな潮流として書籍にまとめ、一般に販売している。

「製剤設計・製造技術の新たな潮流」の表紙画像
講習会の様子

第25回講習会で質問に答える岩本清先生。座長は中田雄一郎委員。

日本薬剤学会2018年度「製剤の達人」称号授与式で授賞された際の写真

2019年5月の薬剤学会総会(富山)の授賞された製剤の達人(山下先生、竹内先生、砂田先生、市川先生)と森部副会長。