第41回製剤・創剤セミナー:2016/8/25-26

2016-08-25 10:002016-08-26 16:20 ical Google outlook

「医療社会のニューパラダイム~製剤 ・ 創剤のチャレンジ~」

会期


1泊2日の合宿形式

会場

淡路夢舞台国際会議場ウェスティンホテル淡路
(兵庫県淡路市夢舞台1番地・2番地)

実行委員長

高橋嘉輝
沢井製薬株式会社 上席執行役員生産本部副本部長

第41回製剤・創剤セミナーへのご案内

次世代の製剤研究者の交流の場としての「製剤・創剤セミナー」

「製剤セミナー」は、長野県白樺湖畔の昭和薬科大学諏訪校舎でその産声をあげ、わが国の製剤研究、技術開発の進展に、また、大学・企業の若手製剤研究者の育成に40年にわたり多大な貢献を果してきました。2012年度公益社団法人化された日本薬剤学会においても歴史ある学会中心行事の一つとして認識されており、2013年度より「製剤・創剤セミナー」と名称を変更しました。

本年度は第41回大会となります。セミナーメインテーマ『医療社会のニューパラダイム-製剤・創剤のチャレンジ-』は、これからを見据えて、製剤・創剤のあり方を考える機会を創出するとの目標を表したものです。会期は、1泊2日ですが、多くの学生の方も参加できるように8月に設定しました。また、開催場所は昨年同様、淡路島夢舞台(国際会議場・ウェスティンホテル淡路)です。

プログラムは学会ホームページ上に最新情報を掲載していますが、特別講演、招待講演、フォーラムに於いては、テーマの『医療社会のニューパラダイム-製剤・創剤のチャレンジ-』に相応しい斯界を代表する先生方にお願いしています。製剤・創剤を軸とした総論、各論の各講演から、将来の夢とその目標達成へのチャレンジを描けるものと思います。恒例のケースタディ講演に於いては、各社のご協力の下、様々な剤形に関して、最新の情報が満載です。さらに、同じく好評の「製剤技術Q&A Presentation」と「Q&A展示コーナー」に於きましても、製剤設計を取り巻く周辺技術、素材・機械に関する最先端の情報が得られます。

博士学位論文の顕彰と発表の場である「ポストドクトラルプレゼンテーション」と「学生ポスタープレゼンテーション」のコーナーを設けました。いずれも、参加者の方々からは好評価を得ています。趣旨および申し込み方法の詳細は薬剤学会ホームページ内に掲載されますので、参照の上、奮ってご応募ください。なお、「学生ポスタープレゼンテーション」に関しても優秀発表賞(BP賞)を選出、顕彰することを決定しています。

本セミナーでは、製剤・創剤に関わる研究・技術者、学生が一堂に集い、サイエンスとテクノロジー及び刻々と変化する医薬品開発へのニーズを議論することを目的としています。大学・研究所、製薬企業、関連産業、医療機関等各分野から多数のご参加を戴きますようお願いいたします。

実行委員長 高橋嘉輝

プログラム(案)

第1日 2016/8/25(木)

10:00- 開場
12:05- 受付開始
12:45-13:20 昼食
13:20-13:25
開会挨拶

実行委員長 高橋嘉輝
(沢井製薬株式会社 上席執行役員生産本部副本部長)

13:25-14:05
招待講演1(講演30+質疑10=40分)
小児剤形開発の動向と臨床現場の現状
冨家俊弥
(昭和大学薬学部病院薬剤学講座)
14:05-14:45 製剤技術Q&Aプレゼンテーション【前半】(1コマ3分(質疑なし))
14:45-15:25
招待講演2(講演30+質疑10=40分)
連続生産の導入に向けた技術検討
佐藤嘉信
(武田薬品工業株式会社 CMC研究センター 製剤技術研究所)
15:25-16:15 各種説明・チェックイン
16:15-16:55 製剤技術Q&Aプレゼンテーション【後半】(1コマ3分(質疑なし))
16:55-17:15 学生ポスタープレゼンテーション概要説明
17:15-18:05 製剤技術Q&A展示コーナー 兼 学生ポスタープレゼンテーション
18:15-18:35
フォーラム(話題提供15+ディスカッション15=30分)
製剤の匠に聞く
槇野 正(静岡県立大学)
中田雄一郎(大阪大谷大学)
谷野忠嗣(沢井製薬株式会社)
18:35-18:50 (会場移動)
18:50-20:30 ミキサー(夕食兼情報交換会)

第2日 2016/8/26(金)

08:30-09:50 Postdoc-1~4(講演12+質疑8=20分*4題)
09:50-10:40 製剤技術Q&A展示コーナー
10:40-11:30
特別講演1(講演40+質疑10=50分)
ジェネリック医薬品数量シェア80%への挑戦
澤井弘行
(沢井製薬株式会社 代表取締役会長)
11:30-12:15
ケーススタディ1(講演25+質疑20=45分)
リュープリン®PRO 注射用キット22.5mgにおける製剤設計
村田直之
(武田薬品工業株式会社 CMC研究センター 製剤技術研究所)
12:15-13:00 昼食
13:00-13:45
ケーススタディ2(講演25+質疑20=45分)
新規NSAIDs 貼付剤ロコアテープの開発
大塚 昇
(大正製薬株式会社医薬開発本部開発推進部)
13:45-14:30
ケーススタディ3(講演25+質疑20=45分)
イナビル®吸入粉末剤の開発
井上和博
(第一三共株式会社 製剤技術研究所 DDS研究グループ)
14:30-15:15
ケーススタディ4(講演25+質疑20=45分)

ナフトピジルOD錠「サワイ」の製剤開発

15:15-15:25 休憩
15:25-16:15
特別講演2(講演40+質疑10=50分)
再生医療の産業化と細胞製造性について
紀ノ岡正博
(大阪大学 大学院工学研究科)
16:15-16:20
閉会挨拶

副実行委員長 有馬英俊
(熊本大学 大学院生命科学研究部 製剤設計学分野 教授)

16:20- 解散

以上のプログラムは、予告なく変更されることがありますのでご了承ください。

参加登録

注意事項

  1. 必ず参加者ご本人名義でご登録ください。
  2. 本学会賛助会員企業にご所属の方は、賛助口数を問わず「【E】賛助会員優待枠」でお申込いただけます。
  3. 本学会個人会員「【B】【C】【D】」の方は、ご登録にあたり「会員番号」と「パスワード」が必要です。これらがご不明の場合はこちらからご確認ください。
  4. 参加登録受付は学会支援機構のオンライン参加登録システム(SSL接続)を使用しています。

参加登録フォーム

参加区分 参加費 参加申込フォーム
【A】非会員 90,000円 区分【A】での登録 >>>
【B】個人会員-企業所属 50,000円 区分【B】【C】【D】での登録 >>>
【C】個人会員-大学・病院・公的研究機関所属 30,000円
【D】個人会員-学生 20,000円
【E】賛助会員企業優待枠 50,000円 区分【E】での登録 >>>

★学生の皆様の積極的なご参加をお待ちしております!

参加費のカバーする範囲

  1. 講演会・製剤技術Q&A展示コーナー・ミキサーへの参加
  2. 講演要旨集(事前送付予定)
  3. 会期中の宿泊・食事(第1日昼食~第2日昼食の1泊2日)
    *年齢順に部屋割を行い、原則として2~3名の相部屋となります。
    (宿泊上の相部屋を避けるご事情のある方は、有償にてシングルルームのご用意を承りますので、参加登録前に事務局までご相談ください。)
  4. ご参加にあたり前後泊が必要な場合は、各自で近隣のホテルをご予約ください。
  5. 合宿セミナーという形態上、学術講演会と宿泊・食事代等の内訳の設定はありません。

お問い合わせ先

日本薬剤学会製剤・創剤セミナー事務局
Phone: 03-5981-6018, Email: seizai-seminar [at] asas.or.jp