薬物相互作用・個別化医療フォーカスグループ・第32回日本医療薬学会年会 共催シンポジウム

2022-09-24 15:452022-09-24 17:45 ical Google outlook

薬物相互作用・個別化医療フォーカスグループ(FG)では、この度、第32回日本医療薬学会年会において共催シンポジウムを開催いたします(現地、ライブ配信および後日オンデマンド配信のハイブリッド開催)。以下をご覧頂き、薬剤学会会員の先生方もご参加を検討して頂けますと幸いです。宜しくお願い致します。

シンポジウムの概要

タイトル

見えてきた!多種多様な薬物相互作用の解釈と臨床応用

趣旨

超高齢社会においては、多疾患併存や処方カスケードによる多剤併用療法を受けている患者が多く、薬物相互作用を考慮した用量設定や薬剤選択等を実施する必要性がますます増えてきている。薬物代謝酵素やトランスポーターの活性や発現または物理化学的な要因の変動に直接関わる薬物相互作用については臨床でも十分注意喚起され臨床活用されているが、まだまだ把握されていない相互作用も存在すると思われる。安心安全な薬物療法を実施するためには、多種多様な薬物相互作用について積極的に理解を深め、薬物相互作用に基づく問題の解決や予防策の立案につなげることが重要である。本シンポジウムでは、基礎研究と臨床研究の観点から新たな知見に基づく薬物相互作用についてその解釈と臨床応用の観点からご講演いただく予定である。

日程

2022年9月24日(土) 15:45~17:45(シンポジウム 43)

座長

嶋田 努(金沢大学附属病院・薬剤部)
工藤 敏之(武蔵野大学・薬学部)

演者

個別化医療および治療戦略検討基盤としての病態生理シミュレーションモデル活用
中田 智久 先生(田辺三菱製薬株式会社 創薬本部 創薬基盤研究所)

漢方薬による薬物動態学的相互作用
猿渡 淳二 先生(熊本大学大学院 生命科学研究部 薬物治療設計学講座)

薬物間相互作用をどのように評価・臨床応用するか~臨床研究・臨床薬剤師の経験から~
八木 達也 先生(浜松医科大学医学部附属病院 薬剤部)

臨床的視点に基づく薬物相互作用の実態調査―医療ビッグデータを用いた薬剤疫学研究-
濃沼 政美 先生(帝京平成大学 薬学部)

第32回日本医療薬学会年会

日程

2022年9月23日(金・祝)~25日(日)

会場

Gメッセ群馬・高崎芸術劇場

詳細は、第32回学術集会ホームページ(https://convention.jtbcom.co.jp/32jsphcs/index.html)をご覧ください。