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日本薬剤学会 ビジネスエコ創剤FGセミナー2022年度
「Beyond the pillと創剤エコシステム」
オンラインシンポジウム
主催:日本薬剤学会 ビジネスエコ創剤FG
日時:2023年2月10日(金曜日) 15:00 ~ 17:30
本FGは、国内主要製薬企業が集結し、エコシステムの観点も踏まえた医薬品開発についてビジネスおよびサイエンスの両面から活発な議論を通じて成果を上げてきました。今年度におきまして、2023年の2月10日(金曜日)に、オンラインで【Beyond the pillと創剤エコシステム】というテーマでシンポジウムを開催することを企画致しました。本シンポジウムを通じて、世界中の人たちが健康を享受するために、持続可能な医療と医薬品の未来を描いた取り組みについて考える機会としたいと思います。多様なテーマに関してサイエンスとビジネスの両面から、またビジネスエコシステムの観点から、多角的な観点で議論を行い、近未来の医薬品や医療への貢献につなげることを目的とした講演会にしたいと思っております。
15:00 – 15:05 |
オンラインシンポジウムでの注意事項とご挨拶
ビジネスエコ創剤FGメンバー 小野薬品工業 小野 静香
(質疑応答を含む)
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15:05 – 15:35 |
コアリションが生み出す医薬品イノベーション
一般財団法人光科学イノベーションセンター 高田 昌樹先生
『次世代放射光施設NanoTerasuが、2023年、東北大学青葉山新キャンパスに完成する。最先端の光の性能で、タンパク質構造解析に加え、細胞内の薬物動態を可視化し、計算科学・AIとの計測計算融合で、医薬品イノベーションを起こすことを目指す。140社を超える出資企業が、ユニークな放射光活用のスキーム、コアリション(有志連合)で学術と共創し形成するビジネスエコシステムについて展望する。』
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15:35 – 16:05 |
デジタルデバイスとヘルスケア: なにげない日常を記録することから始める「健康」とは?
ヒューマノーム研究所 佐藤 牧人先生
『近年、健康か病気かの二元論で判断するのではなく、健康と病気を連続的に捉える「未病」の考え方が注目されているのと同時に、AI・ビッグデータ等の利活用による新たなヘルスケアサービスの創出の必要性が指摘されている。それらのさきがけとして、生体データ計測を行う消費者向けウェアラブルデバイス市場が立ち上がってきているが、データの可視化以上の活用方法は未だ発展途上である。本講演では、弊社で行っているリアルワールドでの計測と解析の事例を取り上げ、デジタルデバイスによって見えてくる新しい視点、現状の課題、そしてこれからの動きを議論する。』
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16:05 – 16:35 |
ニーズドリブンによる製品設計
田辺三菱製薬 荻野 哲也先生
『医薬品を取り巻く環境は大きく変化しているが、医薬品を取り扱うのはこれまでもこれからも人である。これら医薬品に関連する人々の顕在・潜在ニーズを満たすことは医薬品、特に、製品のカタチを設計する研究者が目指すべき重要な事項である。本講演では医療現場でのニーズ探索からモノづくりを進めることの重要性と製薬企業と医療機関やアカデミアとの連携の必要性について考える。』
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16:35 – 17:05 |
3Dプリンティング技術とのビジネスエコシステムが生み出す新しい製剤モデル
名古屋市立大学 田上 辰秋先生
『3Dプリンターで製造した錠剤が海外で認可されて以降、3Dプリンティング技術を活用した製剤研究が数多く行われている。本講演では、ビジネスエコシステムのきっかけとなるような、製剤学分野に異分野の3Dプリンティング技術を組み合わせた新しい製剤・医薬品のモデルに関する研究例を、演者なりにまとめて紹介する。大学研究者の立場から、3Dプリンター医薬品の現在のトピックスだけでなく課題点も含めてお話させていただく予定である。』
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17:05 ‐ 17:25 |
4テーマに分かれた討論会
※4つの部屋に分かれて、討論をする場です。演者の方の参加は希望性です。
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17:25 – 17:30 |
総括
ビジネスエコ創剤FGメンバー 立命管大学 菅野 清彦
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17:30 – |
Web 懇親会
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開催概要
参加費:無料
オンライン:ZOOM
ZOOM招待は参加者の方に連絡します。
参加申込方法
- 参加を希望される方は、以下の参加申込フォームに記載の上、2023年1月31日(火)までに下記参加登録用のE-mailにご連絡をお願い致します。登録頂いた方には、確認のメールを送信致します。
- 参加者は約30名とさせて頂きますことをご理解願います。定員を超えた際には、受け付けは終了致します。
参加登録用 E-mail:Yamazaki.Hiroyuki[at]otsuka.jp
[at]を@に置き換えてください。
参加申込フォーム記載事項
- ①参加者名:
- ②所属
- 会社名:
- 所属部署:
- ③連絡先
- メールアドレス:
- 電話番号:
- ④討論会の参加希望と希望討論会の優先順位
テーマ討論への参加の可否、および、参加の場合、第一希望から第四希望まで記載願います。必ずしも、ご希望に添えない場合がございますのでご了承ください。
記載例)参加、希望順:1、3、4、2- オープンイノベーションと創薬
- デジタルデバイスとヘルスケア
- ニーズドリブンによる製品設計
- 3Dプリンティング技術と創剤
- ⑤Web懇親会の参加希望
参加者の誓約事項
本シンポジウムの一部または全体を録音、録画、撮影、画面のキャプチャ(スクリーンショット)などしないことを誓約のうえ、ご参加願います。本シンポジウムに参加申し込みした時点で、シンポジウムの一部または全体を録音、録画、撮影、画面のキャプチャ(スクリーンショット)などをしないことを誓約するものといたします。
問い合わせ先・申込み先
E-mail: Yamazaki.Hiroyuki[at]otsuka.jp 電話:088-665-2126(内線 89934337)
事務局:大塚製薬㈱ CMC本部 製剤研究部 山崎 浩之
[at]を@に置き換えてください。