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日本薬剤学会 ビジネスエコ創剤FGセミナー2023年度
「未来医療と医薬エコシステム」
オンラインシンポジウム
主催:日本薬剤学会 ビジネスエコ創剤FG
日時:2024年2月16日(金曜日) 15:00~17:30
本FGは、国内主要製薬企業が集結し、エコシステムの観点も踏まえた医薬品開発についてビジネスおよびサイエンスの両面から活発な議論を通じて成果を上げてきました。今年度におきまして、2024年の2月16日(金曜日)に、オンラインで【未来医療と医薬エコシステム】というテーマでシンポジウムを開催することを企画致しました。本シンポジウムを通じて、世界中の人たちが健康を享受するために、持続可能な医療と医薬品の未来を描いた取り組みについて考える機会としたいと思います。多様なテーマに関してサイエンスとビジネスの両面から、またビジネスエコシステムの観点から、多角的な観点で議論を行い、近未来の医薬品や医療への貢献につなげることを目的とした講演会にしたいと思っております。
15:00~15:10 | オンラインシンポジウムでの注意事項とご挨拶 ビジネスエコ創剤FGメンバー 大鵬薬品工業 桂 真治 (質疑応答を含む) |
15:10~15:40 | ナノマテリアルの生体影響:国際的な安全性評価への取り組み 国立医薬品食品衛生研究所 安全性生物試験研究センター 大野 彰子 先生 『ナノマテリアルは、その独特な特性から、食品、医薬品、医療材料など、多岐にわたる分野での利活用が進んでいる。これらの市場は年々拡大し、ナノマテリアルは我々の日常生活にも広く浸透してきている。消費者がナノマテリアルに曝露されることによるヒトの健康影響についてのリスク評価の必要性は、国際的にも高まっている。一方で、ナノマテリアルのヒトへの安全性についての予測評価は未だ十分に確立されていない。本講演では、ナノマテリアルの特性とそれらの国際的な安全性評価への取り組みについて紹介したい。』 |
15:40~15:50 | 休憩 |
15:50~16:20 | 医薬品の研究開発におけるAI活用 ~AIベンチャーの視点から~ 株式会社エクサウィザーズ 佐藤 祐樹 先生 『AIを含むテクノロジーが急速に普及し進化し続けている中、新たな業務フローやビジネスのあり方を形成・刷新していくという本来の意味での「AI創薬」や「医薬品開発のDX」の実現が望まれている。DX・AIの製薬企業にとっての戦略的な位置付けや、生成AIなどのトレンドに加え、創薬AI開発や実験データ解析など多岐にわたる領域をカバーしてきたExaWizardsの経験・知見を掛け合わせ、中長期目線で成果を創出するための鍵となる考え方を紹介する。』 |
16:20~16:30 | 休憩 |
16:30~17:00 | 生体信号と医療AI 名古屋大学大学院工学研究科 物質プロセス工学専攻 藤原 幸一 先生 『医療・ヘルスケア分野での機械学習・AI技術の活⽤は、他の分野と同様、深層学習の登場を契機に進展してきた。しかし、実際にはCT画像やMRI画像などに対する画像診断の事例が⼤半であり、それに比較して⼼電図や脳波など⽣体信号の医療AIへの活⽤は取り残されてきた感がある。このような状況に対して、我々はウェアラブルセンサや専⽤アプリを開発し、データ取得の⾃動化‧効率化を⽬指すなど、独⾃の取り組みを通じて⽣体信号を活⽤した医療AI開発の垣根を下げる努⼒をしてきた。画像診断AIの研究開発はすでにレッドオーシャンといえるが、生体信号を活用した医療AIは、問題が難しいからこそ、いまだブルーオーシャンが広がっているともいえる。本講演では、生体信号を用いた医療AI開発の実態と今後の見通しについて述べる。』 |
17:00~17:05 | 総括 ビジネスエコ創剤FGメンバー 名古屋市立大学 田上 辰秋 |
開催概要
参加費:無料
オンライン:ZOOM
ZOOM招待は参加者の方に連絡します。
参加申込方法
- 参加を希望される方は、以下の参加申込フォームに記載の上、2024年
1月31日(水)2月12日(月)までに下記参加登録用のE-mailにご連絡をお願い致します。登録頂いた方には、確認のメールを送信致します。 - 定員を超えた際には、受け付けは終了致します。
参加登録用 E-mail:Yamazaki.Hiroyuki[at]otsuka.jp
[at]を@に置き換えてください。
参加申込フォーム記載事項
- ①参加者名:
- ②所属
- 会社名:
- 所属部署:
- ③連絡先
- メールアドレス:
- 電話番号:
参加者の誓約事項
本シンポジウムの一部または全体を録音、録画、撮影、画面のキャプチャ(スクリーンショット)などしないことを誓約のうえ、ご参加願います。本シンポジウムに参加申し込みした時点で、シンポジウムの一部または全体を録音、録画、撮影、画面のキャプチャ(スクリーンショット)などをしないことを誓約するものといたします。
問い合わせ先・申込み先
E-mail: Yamazaki.Hiroyuki[at]otsuka.jp 電話:088-665-2126(内線 89934337)
事務局:大塚製薬㈱ CMC本部 製剤研究部 山崎 浩之
[at]を@に置き換えてください。