医薬品開発におけるNMRの基礎から応用
このページの目次
日時
2025年2月28日(金)10:00~17:05
場所
国際医療福祉大学東京赤坂キャンパス 特大教室
NMRは、古くから医薬品の開発研究において欠かせない技術であり、創薬ステージからCMC研究、品質管理まで様々な場面で使用されてきた。近年では、NMRアプリケーションの発展は著しく、医薬品開発に応用できる様々な測定・解析技術が開発され、その汎用性は近年益々向上している。特に、固体NMRを用いた相互作用の解明、分子運動性の評価などを応用し、製剤マトリックス中の各種成分の測定も可能になっている。また、定量NMR法が生薬・漢方処方エキスの分析として日本薬局方に収載されている。今後、NMRを用いた分析は更に多種多様の展開を見せると期待できる。
本会は初心者から中級者を対象に「わかりやすい」をコンセプトとしている。NMRを用いた各種分析法を用いて研究されている産官学の研究者からご講演頂き、NMR研究について基礎から学ぶ。
プログラム
(司会:杉田 和也(中外製薬)) | |
10:00-10:05 | はじめに 我藤 勝彦(大塚製薬) |
(座長:溝口 亮(アステラス製薬)) | |
10:05-10:45 | 薬剤解析のための固体NMR 基礎と応用 矢澤 宏次 先生(日本電子) |
10:45-11:35 | 高磁場スピン超偏極(DNP)-MAS-NMR法の開発と応用 松木 陽 先生(大阪大学) |
(座長:伊藤 雅隆(東邦大学)) | |
11:35-12:25 | 経口固形製剤の物性評価における時間領域NMRの有用性 大貫 義則 先生(順天堂大学) |
(昼食) | |
(座長:篠崎 妙子(第一三共)) | |
14:00-14:50 | 多核qNMRを用いた医薬品の絶対純度の測定 内山 奈穂子 先生(国立医薬品食品衛生研究所) |
15:00-15:40 | 卓上型NMR X-Pulseの医薬品分析への応用例 杉原 寛之 先生(ジャスコインタナショナル) |
(座長:新井 勇太(武田薬品)) | |
15:40-16:20 | 製薬企業におけるNMRの活用 江奈 英里 先生(エーザイ) |
16:20-17:00 | CMC研究におけるNMRの活用例 有村 雅敏 先生(沢井製薬) |
17:00-17:05 | おわりに 内山 博雅(大阪医科薬科大学) |
開催概要
セミナーのみ | 一般 7,000円、学生 無料 |
---|---|
セミナー+情報交換会 | 一般 12,000円、学生 5,000円 |
*情報交換会は、飲み物+軽食を準備します。
支払は下記への銀行振り込みにてお支払い願います。
きらぼし銀行(金融機関コード:0137)、秋津支店(店番号:055)、普通口座:5028048
口座名:公益社団法人日本薬剤学会物性フォーカスブループ
シヤ)ニホンヤクザイガツカイ ブツセイフオーカスグループ
(領収書の必要な方は、登録連絡をして頂く際にその旨をご記載下さい)
会場
国際医療福祉大学 東京赤坂キャンパス(〒107-8402 東京都港区赤坂4丁目1−26)
https://akasaka.iuhw.ac.jp/about/access/index.html
セミナー会場 :3階 特大教室
情報交換会会場:2階 レストラン オーブ
参加申込方法
参加を希望される方は,参加登録用QRコード(右記)あるいは参加登録用URL(https://x.gd/SOfEg)より,①お名前,②ご所属,③参加区分(一般 or 学生),④情報交換会の参加の有無について,2025年1月31日(金)までにご入力下さい.領収書が必要な方は,登録時に備考欄にその旨をご記載下さい.不明な点がございましたら,E-mail(bussei.fg.apstj@gmail.com)までご連絡ください.
お問い合わせ・申込み先
事務局:日本薬剤学会 物性FG事務局 担当 鈴木 直人、伊藤 雅隆
〒274-8555 千葉県船橋市習志野台7-7-1 日本大学薬学部薬剤学研究室内
E-mail: bussei.fg.apstj[at]gmail.com
URL:http://bussei-fg.com/
[at]を@に置き換えてください。