臨床製剤フォーカスグループ(FG)では、この度、日本薬学会第144年会において共催シンポジウムを開催いたします。以下をご覧頂き、薬剤学会会員の先生方もご参加を検討して頂けますと幸いです。宜しくお願い致します。
このページの目次
シンポジウムの概要
タイトル
医療に貢献する院内製剤:患者・臨床・企業のニーズを探り,情報を集約する―日本医療薬学会,日本薬剤学会,日本薬学会,3学会ジョイントシンポジウム―
趣旨
院内製剤は、古くより薬剤師がその職能として、また患者個々のニーズに応じて、既存の製剤または試薬等から調製してきた。患者個々のニーズは、すなわちアンメットメディカルニーズの一つともいえる。昨今の社会状況の変化に伴い、院内製剤を取り巻く環境の変化しており、病院・薬局等における製剤業務も縮小されてきているものの、臨床での使用頻度も低くなく、将来の医薬品開発の候補としての潜在的ニーズは大きい。
そこで本シンポジウムでは、特に院内(臨床)製剤の現状把握と臨床使用の推進、臨床のニーズを新たな医薬品開発につなげられるよう、臨床製剤に関連するプラットフォームとして活動中の日本薬剤学会臨床製剤FGと2023年度医療薬学学術第3小委員会および日本薬学会の3学会合同のジョイントシンポジウムとして企画した。臨床製剤の現状を知り、薬剤師の職能を活かし、新たな医薬品開発に結び付けることを目指し、それぞれの学会の立場から広く議論したい。
日程
3月29日(金)13:15〜15:15(JS03)
世話人
百 賢二
オーガナイザー
百 賢二、花輪 剛久
プログラム
- (1)趣旨説明
- 花輪 剛久(東京理大薬)
- (2)臨床製剤の普及を目指してー2023年度医療薬学学術第3小委員会、日本薬剤学会臨床製剤FGー
- 百 賢二(昭和大薬)
- (3)病院薬局製剤と薬剤学
- 崔 吉道(金沢大病院薬)
- (4)臨床製剤に貢献する物理化学
- 米持 悦生(星薬大)
- (5)臨床製剤の将来展望
- 花輪 剛久(東京理大薬)
日本薬学会第144年会
会期
2024年3月28〜31日(木〜日)
開催場所
パシフィコ横浜
詳細は、https://confit.atlas.jp/guide/event/pharm144/top をご覧ください。