第17回製剤技術伝承実習講習会

2019-08-29 10:002019-08-30 23:59星薬科大学 ical Google outlook

「探索から臨床へつなぐ効率的プレフォーミュレーション評価」

会期

2019年8月29日(木)-8月30日(金)

会場

星薬科大学(東京都品川区荏原2-4-41)

東急池上線「戸越銀座」駅─徒歩8分
東急目黒線「武蔵小山」駅─徒歩12分(北門まで),徒歩15分(正門まで)
都営地下鉄浅草線「戸越」駅─徒歩10分

主催

日本薬剤学会製剤技術伝承委員会(福田誠委員長)/実習講習会準備委員会(米持悦生委員長)

共催

日本薬剤学会物性FG

ご案内

― 探索から臨床へつなぐ効率的プレフォーミュレーション評価 ―

 本講習会は、専門家による実技指導を通して、奥深い製剤設計のノウハウを伝承することを目的とするもので、実習により主要な技術を体験し、実験結果の解析を通じてさらに理解を深めて頂くものです。

 今回は『探索から臨床へつなぐ効率的プレフォーミュレーション評価』というテーマでプログラムを用意致しました。本講習会は、最適な原薬結晶形態の選択のノウハウ、最新の物性評価技術の製剤設計への応用までの知識と技能習得を目指した講習会です。原薬物性および製剤研究者を対象とした「問題解決型」の内容です。講義として「製剤設計を見据えた物性研究総論」「物性評価法総論」「物性や薬物動態特性に問題を抱えた化合物の製剤設計戦略と事例」などの講義を行います。さらに、処方設計のための最新の評価手法について実習していただきます。

実習講習会準備委員会委員長 米持悦生

実習内容

プログラムの詳細はこちら

物性FGのHPもご覧ください。
https://bussei-fg.com/seminar/304180.html

講義

製剤設計を見据えた物性研究総論(武田薬品工業 池田幸弘)

物性評価法総論(星薬科大学 米持悦生)

物性や薬物動態特性に問題を抱えた化合物の製剤設計戦略と事例(静岡県立大学薬学部 近藤 啓)

実習

実習課題A 結晶化の基礎と塩・共結晶・多形スクリーニングへの応用

 製剤設計および品質設計を実施する上で、結晶多形を含む原薬形態に関する情報は必須となる。本実習では、汎用の実験装置を用いた結晶化の基本操作を中心に、スクリーニングへの応用含め、実習を行う。

実習課題B 製剤設計のための最先端の物性データ取得と解釈

 製剤設計には、医薬品原薬の物性特性を正しく把握する必要がある。本実習では医薬品原薬の基礎物性特性である結晶性、結晶多形、水和などについて、正確で精密な測定、測定データの解析とその解釈を手技も交えた実習を行う。

実習課題C 高分子固体分散体製剤の合理的設計のための評価法

 最適な剤形を合理的に設計するために必要な添加剤スクリーニングについて実習を行う。本実習では初期段階に求められる微量試料での迅速評価手法について,手技も交えた講習を行う。

実習課題D 予測モデルによる原薬・製剤安定性の短期評価法

 苛酷条件下保存1~2週間の分解物生成を予測モデルにあてはめ、長期安定性リスクを評価する手法について実習する。分解挙動を効率的に把握するため、溶液や結晶化度を低下させた試料での安定性評価や得られた結果を解析する上でのポイント、留意点についても解説する。

参加区分と参加費(8/29に意見交換会開催.この参加費各3,000円、昼食2,000円及びテキスト「固体医薬品の物性評価 第2版(じほう)」10,800円を含む)

  1. 定員24名(定員になり次第、参加申込を締め切らせていただきます。)
  2. 多数の申込となった場合、申込順によらず、1社あたりの参加者数を制限させていただくこともございますのでご了承ください。
  3. 参加費には、講義並びに意見交換会への参加・資料(初日に配布)が含まれます。
  4. ご登録は必ず参加者ご本人名義でお願いします。
  5. 参加登録フォームは、区分【A】と区分【B】【C】で異なりますのでご注意ください。
  6. 参加登録受付は学会支援機構のオンライン参加登録システム(SSL接続)を使用しています。
  7. 本学会個人会員(区分【A】)の方は、ご登録にあたり「会員番号」「パスワード」が必要です。
参加区分 参加費* 参加登録フォーム
【A】本学会会員 50,000円 区分【A】での登録 >>>
【B】本学会賛助会員企業社員 50,000円 区分【B】【C】での登録 >>>
【C】本学会非会員 100,000円

上記【B】枠でのご参加に限り、止むを得ない場合の同一企業社員の代理人による受講が可能です。

<キャンセルについて>

 会期より1週間以内のキャンセルにつきましては、参加費を全額頂戴しますこと、予めご了承ください。

 キャンセルが適正な時期に行われれば、キャンセル待ちの方にご参加いただける機会ができますので、このような措置を取らせていただくことになりました。ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

お問合せ先

製剤技術伝承講習会事務局, 公益社団法人日本薬剤学会
Email: secretariat [at] apstj.jp, Phone: 03-6277-4351
〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-16 学会センタービル4階