このページの目次
粉体プロセスFGについて
活動目的
近年医薬品製造については、高機能化、高付加価値化が求められるようになっている反面、医療費の削減などに伴うコスト削減も併せて要求されるなど、取り巻く環境は厳しい。Process Analytical Technologyなどの導入なども高い品質管理には必要となり、製造プロセスの高精度化、効率化が望まれている。また、生物製剤などが売上高では多くなっているが、数量では固形製剤が依然主流である。
そこで、本FGでは、固形製剤製造の基盤技術である粉体プロセスに主眼を置き、製剤の高機能化、プロセスの効率化、高品質化を実現するための技術、研究について若手研究者を中心に討論し、ボトムアップによる製剤技術の向上を図ることを目的とする。
活動概要
本フォーカスグループでは、製剤に関わる若手研究者の粉体に関する基礎から応用に至る知識・情報共有の場として合宿討論会を実施する。
また、合宿討論会では薬剤学会認定の製剤の達人、粉体をハンドリングする上での注意点など粉体を極められた講師による講演なども企画し、技術伝承の場の一つとしても機能させたいと考えている。また、製剤認定技師にも参加を募り、国内外の動向なども含め、広く製剤技術を議論する場をFGの活動を通じてメンバーに提供する。