静岡DDS研究会は、製剤学、薬剤学のみならず生物化学や有機化学にまたがる学際的なDDS研究の啓蒙と情報交換の場を提供し、医療への貢献を果たすことを目指して、1992年に発足しました。以後、毎年1回、DDS研究の第一線でご活躍されている招待講演者、国内にて精力的に活動する研究者を迎えDDSカンファランスを開催してきております。今年のDDSカンファランスは2022年9月16日(金)に開催することとなりました。
本カンファランスでは、例年と同様に最新のDDS研究に携わる国内外の研究者による特別講演に加え、第30回記念講演、創剤コンソーシアムが主催する創剤カンファランス静岡、日本薬剤学会 DDS製剤臨床応用FGとの合同シンポジウム、ポストドクトラルセッションを予定しており、活発な議論がなされるものと期待しております。異分野の融合ならびに新領域の創成の場として本カンファランスが活用され、DDS研究のさらなる発展に繋がればと考えております。
※参加者の皆様が安心してご参加頂けるよう感染防止対策に万全を期した上で対面による形式に加え、より多くの方にご参加を頂けるようオンライン配信を準備し、ハイブリッド形式での開催を予定しております。
(新型コロナウイルス感染状況に応じて開催形式を変更する可能性があります)
第30回DDSカンファランス 代表幹事
静岡県立大学 薬学部 実践薬学分野 内田 信也
このページの目次
開催概要
日時 | 2022年9月16日(金)10:00-17:30 |
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開催方法 | 静岡県立大学草薙キャンパス・Zoom配信のハイブリッド (※対面開催の会場を静岡県立大学 草薙キャンパスに変更しました) |
主催 | 静岡DDS研究会(代表世話人 尾上 誠良(静岡県立大学薬学部)) |
参加費 | 一般3,000円,学生1,000円 |
講演論文集 (プロシーディングス) |
5,000円(本年12月発送予定) |
参加申込締切 | 2022年9月9日(金) ※参加希望者は下記URL(Googleフォーム)より必要事項を記入し送信してください。 https://forms.gle/5SKh3HX9ZFuvGKEQ7 |
「特別講演」(3演題)
[Stimuli-responsive metal-based drug delivery system for tumor immunotherapy (仮題)]
Yao Lu 先生 (School of Pharmacy, Tongji Medical College, Huazhong University of Science and Technology)
[薬物の経口吸収性の予測と改善 ― BA/BEへの挑戦]
山下 伸二 先生 (摂南大学 薬学部 薬剤学研究室)
[エステラーゼに魅せられて~シンプルな反応、複雑な体内動態]
今井 輝子 先生 (第一薬科大学 薬学部 薬学科 薬剤設計学分野)
「第30回 記念講演」
帝京大学 薬学部 奥 直人 先生
「特別企画」
- 創剤カンファレンス静岡との合同シンポジウム(5演題)
- 日本薬剤学会 DDS製剤臨床応用FGとの合同シンポジウム(4演題)
[DDS製剤の臨床応用の現在地:CMC上の課題と今後の展望]- リポソーム臨床開発の現状・CDMOの状況
- リポソーム製造方法・分析方法
- 抗がん剤リポソームの脂質不純物規格設定の進め方・考え方
- リポソーム製剤の脂質に関するレギュラトリー紹介と品質管理戦略
「Postdoctoral session」(1-2演題程度予定)
大学・研究所、製薬企業、関連産業、医療機関等各分野から多数のご参加をいただきますようお願いいたします。
参加者の誓約事項
本カンファランスの一部または全体を録音、録画、撮影、画面のキャプチャ(スクリーンショット)などしないことを誓約のうえ、ご参加願います。本シンポジウムに参加申し込みした時点で、シンポジウムの一部または全体を録音、録画、撮影、画面のキャプチャ(スクリーンショット)などをしないことを誓約するものといたします。
本カンファランスに関するお問い合わせ先
静岡DDS研究会 事務局 佐藤 秀行
〒422-8526 静岡市駿河区谷田 52-1
Tel: 054-264-5634 Fax: 054-264-5636
E-mail: ddsc [at] u-shizuoka-ken.ac.jp
HP: https://w3pharm.u-shizuoka-ken.ac.jp/ddsc/
[at]を@に置き換えてください。